画像はyahoo 映画より引用
あらすじ
壮年のシナリオライターの原田は妻子と別れ、マンションに一人暮らし。ある日原田は幼い頃に住んでいた浅草で、彼が12歳のときに交通事故死した両親に出会う。原田は早くに死に別れた両親が懐かしく、少年だった頃のように二人の元へ通い出す。そして、同じマンションに住む桂という女性にも出会い、不思議な女性だと感じながら彼女と愛し合うようになる。しかし、二つの出会いとともに原田の身体はみるみる衰弱していく
異人たちとの夏
大林宣彦監督
大林宣彦監督の映画の中で2番目ぐらいに好きな映画です。
1番目に好きなのは花筐 HANAGATAMIで、花筐は好みが別れそうな映画なのですが、
花筐が1枚のCDとして、曲に聴けてくるようになれば、最高としか言えません。
評価を読んでいると、棒読みをさせていることが嫌いな人もいるようですが、その方が台詞が頭に入ってくるからのようで、何度も繰り返される同じ台詞が頭に焼き付いてきます
異人たちとの夏
異人たちとの夏は、花筐に比べれば、中毒性は無い映画かもしれません。
でも、時間がある時に1回ぐらいは観ても良い映画ですし、実際、私は何回か観ています。
ラストシーン
ラストシーンは無くても良いとよく言われているようですけど、仕方なく撮るしか無かったようで、最終的にはあってもなくても、どちらでも良くなってきます。
小説で同じページを何回も読むように、映画も同じで好きなシーンを何回も観れば良いと考えています。
舞台は浅草
この映画を観ると食べたくなるものがあります。
話には直接関係ないですし、ネタバレをしないように書きますが、
映画の舞台は浅草で
八ツ目鰻を食べるシーン、そして今半別館ですき焼きを食べるシーンが出てきます。
すき焼き
四畳半神話大系や有頂天家族などで有名な森見登美彦が好きな私なので、京都に行けば三嶋亭にもいつか行きたいと思いを馳せていますが、
浅草に行けば、いつか今半でというのを叶えたいと思います。
食べるだけなら、いつかは叶うかもしれません…
でも贅沢に、金曜倶楽部を少しでも知っている人と一緒に行きたいですけど、そこまでは期待しすぎかもしれないです。
話がそれてしまいましたが、夏に限らず季節関係なくいつ観ても良い映画なので、また観ようと思います。
異人たちとの夏(1988)
●監督:大林宣彦
●音楽:篠崎正嗣
●原作:山田太一
●原田英雄:風間杜夫
●原田英吉:片岡鶴太郎
●原田房子:秋吉久美子
コメント