映画「ラストレター」の感想

文化・芸術

ラストレター

予告は恋愛映画のような雰囲気ですが、人生についての映画だと勝手に解釈をしています。

篠田昇さんの弟子と言って良いのでしょうか、撮影を担当されている神戸千木さんが関わる映像は最高でした。
特に、福山雅治さんが広瀬すずさんと、森七菜さんをカメラで撮るシーンは、風の吹き方といい、揺れ感といい、心に残るシーンです。

1時間43分過ぎと1時間52分過ぎ、この2か所が凄く好きです。

岩井俊二監督や、他の尊敬している人もそうなのですが、どれだけの作品を積み上げてきても、ある一定の層と同じ目線になって言葉を書いてくれるというのは、感謝です。

「こういうの観たいんでしょ?」と言われたら頷くしかないです。

予告

主題歌のカエルノウタ

森七菜さんが歌っているカエルノウタです。

作詞は岩井俊二監督、作曲は小林武史さんなので、とても贅沢です。

穿ち綴り続く血の滲む汽水の道

カエルノウタの歌詞より

の部分は本当に本当に良く思いつく言葉だと思います。

 

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